作品を終わって
ホッとしました。毎回作品に携わるたびに同じことを思うのです。今回は納品できないかもしれない、今までそんなことは無かったけど、今回はもしかしたら間に合わないかもしれないって。(…でも多分なんとかなるんだろうな。などと考えていたりしますが(笑)。)
で、これもいつものことですが、終わったあとはなんもやる気しないんですよね。困ったことに。ですから今は何も考えられない。抜け殻みたいになっていますね。ええ、腑抜けてます。
お気に入りの話数とシーン
オトメット登場シーンです。話数でいえば6・7話ですね。中盤の山場というか物語全体の山場といってもいいんでしょうね。僕は過去に見てきた他の色々な作品でも、おおむねラストの山場よりも中盤に来る山場の方がお気に入りだったりします。
こだわりの1カット(シーン)
オトメット登場シーンです。数カットにまたがってますけど。当然一番大事なシーンだとわかっているのでこだわりも一番にならざるをえないというか。
一番苦労したシーン
一番苦労したシーン、っていう物は無いですね。苦労はいつもしていますけどどれが一番かと尋ねられても判りません。思い当たらないってことは、特に無かったのかもしれません。ええ、楽しくやらせていただきました。
一番苦労したことは
キャラの心情を掴むことですね。それが出来ないと芝居なんてとても作れませんが、女子高生の気持ちになるのは難しいです(苦笑)。本作は紅が主役なので感情移入するならおそらく彼女ってことになると思うのですが、いじけて押入れに引きこもるところとか「何やってんだコイツ・・・(汗)」って感じでなかなか要領を得ないというか。あれこれ想像してその気持ちを理解するのに半日費やしましたね。
あと、女子高生っていう年齢をビジュアルで表現することが僕には難しかった。ロリとか
熟女とかおっさんとかって簡単ですけど女子高生って意外とこれまで描く機会少なくて。
女子中学生ってのは多いんですけどね。だからどうしても中学生に見えちゃって。そうさせないために多少描き辛くなっても腰回りを大きく安産型にデフォルメして女らしさを増強させようと試みましたね。おかげで脚が太くなって監督にクレームつけられちゃいましたけど(苦笑)。もっとも僕はぽっちゃり型のほうが好みなんで実はそういうデフォルメも全然苦労なんて思ってないんですけどね(笑)。
思い入れのあるキャラクター
う〜〜〜ん。難しい質問ですね。全員といいたいところですが、あえて紫といっておきましょうか。だからって作画に手心を加える、なんてことはしませんでしたけど。あくまで仕事なんですね。ムラがあっちゃなんない。営業的に女の子の修正を多くするってのはあるんですけどね。本作ではあまりそれもなかったような。監督の趣味で結構ジョルジュとか修正させられましたから(笑)。変なキャラだったよなー、ジョルジュ。ほかにも西(シャア)とか六月十三郎とか本郷隼人とかキワモノばかりだった。少しはこっちの身にもなってくださいよ〜(泣)。こういう連中描くのは女の子描くより簡単だっていうのがまた癪に障るところです。
とまあ、細かいことはどうでもいいのさっ。全てを広い心で笑って許せる、そんな大人な皆さんのためにあるアニメです。まだの人もいっぺんくらいは観てみても・・・・・・。
それではまた何か機会がありましたらお会いしましょう。
2004年12月 原将治

ご協力ありがとうございました。
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